スズメバチの生態と危険性:知っておくべき5つのポイント
スズメバチの生態と危険性:知っておくべき5つのポイント
ああ…今年も我が家ではスズメバチトラップに大量のスズメバチが^^;
どうも!自然大好きおちゃつくるです☆
毎年5月ごろになると我が家ではスズメバチに巣を作らせないために「スズメバチトラップ」を仕掛けます。
少しかわいそうですが、その強力な毒と攻撃性で知られる昆虫です。近くに巣を作られては命にかかわりますのでね。
そして山の中に家がありますが散歩中にスズメバチの女王様とすれ違うことは結構あります。別にいきなり刺してきたりはしません。スズメバチは自分の「巣」を守る時に攻撃するそうです。あとは自分の身を守るためですね。なのでやみくもに攻撃してくることはないんですね。
ちなみに刺してくる蜂は「メス」です。ハリは卵管が変化したものだそうで「オス蜂」はそもそも針がないんですね。
このようにスズメバチの生態を理解し、適切な対策を講じることで、その危険性を減らすことができます。今回はスズメバチについて知っておくべき5つのポイントをまとめてみました。
お互いのためにもなるべく安全に適度な距離を持ってスズメバチさんと過ごしていきましょう。
目次
- スズメバチの基本的な生態
- スズメバチの巣とその特徴
- スズメバチの攻撃行動とその理由
- スズメバチに刺された時の応急処置
- スズメバチの予防と対策
1. スズメバチの基本的な生態
スズメバチは、アシナガバチ科に属する昆虫で、主に春から秋にかけて活動します。彼らは肉食性で、他の昆虫や動物の死骸を食べることで生態系の調整役を果たしています。女王蜂を中心に巣を形成し、働き蜂は餌の収集や巣の防衛を担当します。
春の女王蜂は「どこに巣を作るか?」で頭がいっぱいなので、ほぼ攻撃はしてきません。道でばったり出会っても「あ、ども。」的な感じで普通にすれ違っていきますので、慌てなくて大丈です。
ただ、この時期(4月から6月あたり)はあまりないですが、もし行く手を阻まれて威嚇してきたら絶対それ以上は進んではいけません。静かに回り道しましょう。「巣」があるかもしれません。刺されます。(特に7月から10月あたりは要注意!)
- 活動時期: 主に春から秋
- 食性: 肉食性(他の昆虫や動物の死骸)
- 社会構造: 女王蜂、働き蜂、雄蜂
2. スズメバチの巣とその特徴
スズメバチの巣は、多くの場合木の枝や軒下など、比較的高い場所に作られます。巣は紙のような素材でできており、形状は丸い球状から円盤状まで様々です。巣の内部には多数の六角形の巣房があり、ここで卵が孵化し幼虫が成長します。
- 巣の場所: 木の枝、軒下、高い場所
- 巣の素材: 紙のような素材
- 巣の形状: 球状、円盤状
オオスズメバチは以下のような場所に巣を作ることが多いです
- 森林や林縁:樹木の根元や土の中に巣を作ることが一般的です。
- 地中:地面に穴を掘って巣を作ることが多いです。動物が掘った穴や自然にできた空洞を利用することもあります。電動草刈り機などは「音」と「振動」に反応して攻撃してくることがあるので要注意!見回して「見張りの蜂」がウロウロしていたら「巣」がある可能性あり。
- 建物の隙間:場合によっては、人間の建物の隙間や屋根裏、壁の中などに巣を作ることもあります。
オオスズメバチは巣を隠すために目立たない場所を選ぶ傾向があります。
3. スズメバチの攻撃行動とその理由
スズメバチは通常、むやみに攻撃してくることはありません。彼らは自分たちの巣や身を守るために攻撃することが多いです。
以下のポイントに注意すると、スズメバチとのトラブルを避けやすくなります
- 巣に近づかない:スズメバチの巣に近づくと、巣を守るために攻撃してくることがあります。巣を見つけた場合は、静かにその場を離れるようにしましょう。
- 振り回さない:スズメバチが近づいても、手で振り払ったりせず、静かに離れることが重要です。振り回す動きが攻撃的に見え、スズメバチを刺激することがあります。
- 甘い匂いに注意:スズメバチは甘い匂いに引き寄せられることがあるため、屋外で甘い飲み物や食べ物を出している場合は注意が必要です。
- 静かに行動する:急な動きや大きな音はスズメバチを刺激することがあります。野外での活動中は、静かにゆっくりと行動するようにしましょう。
スズメバチは自然界で重要な役割を果たしており、普段はむやみに攻撃することはありませんが、自分たちや巣を守るためには攻撃的になりますので注意が必要です。
4. スズメバチに刺された時の応急処置
とはいえ、万が一スズメバチに刺されてしまった場合、以下の応急処置を行ってください。
- 刺された場所を洗う: まずは、清潔な水で刺された場所を洗います。
- 冷やす: 冷水や氷で患部を冷やし、腫れや痛みを抑えます。
- 抗ヒスタミン剤の使用: 痒みや腫れを抑えるために、抗ヒスタミン剤を使用します。
- 医師の診察を受ける: 特にアレルギー反応が出た場合は、すぐに医師の診察を受けましょう。
- 洗浄: 清潔な水で洗う
- 冷却: 冷水や氷で冷やす
- 薬の使用: 抗ヒスタミン剤
- 医療機関の受診: アレルギー反応の場合
スズメバチやその他の毒虫に刺された場合に使用できる携帯用の毒吸引ポンプがありますので一つ持っておくと安心かもです。刺された部分から毒を吸い出すために使用されます。Amazonで売ってます。
5. スズメバチの予防と対策
スズメバチの被害を防ぐためには、以下の対策が有効です。
- 巣の発見と駆除: 早期に巣を発見し、専門家に依頼して駆除します。とはいえ、」まずは早い時期から「スズメバチトラップ」を作って家の周りに巣を作らせないことが重要!
- 食べ物の管理: 巣作りの時期が過ぎたら、(7月〜9月あたり)屋外での食事やゴミの管理を徹底し、スズメバチを引き寄せないようにします。
- 香りの強いものを避ける: 香水や香りの強い洗剤はスズメバチを引き寄せる可能性があるため、使用を控えます。
- 防護服の着用: スズメバチの多い地域では、やむを得ず活動する場合は防護服を着用して活動します。近づかないことが一番ですが。
- 巣の管理: 早期発見と駆除
- 食べ物管理: ゴミや食べ物の管理
- 香り対策: 香りの強いものを避ける
- 防護対策: 防護服の着用
まとめ
スズメバチは強力な毒と攻撃性を持つ昆虫ですが、その生態を理解し、適切な対策を講じることで危険を避けることはできます。なるべく出会いたくない昆虫ではありますが、出会った時に少し知識があることで彼らを刺激せずにすみますので。「人間と蜂」お互いのためですね^^;
- スズメバチの生態: むやみに攻撃はしてこない。「巣を守るため」と「自分の身を守るため」に攻撃的になる。→「近づかない」「刺激しない」に尽きる。肉食性で春から秋にかけて活動。
- 巣の特徴: 木の枝や軒下などに作られ、紙のような素材でできている。
- 攻撃行動: 巣を守るために攻撃的になることがある。
- 刺された時の応急処置: 洗浄、冷却、抗ヒスタミン剤の使用、医師の診察。
- 予防と対策: 巣の早期発見と駆除、食べ物の管理、香りの強いものを避ける、防護服の着用。
今回は以上になります。
上記のポイントを守ることで、スズメバチの危険を大幅に減らし、安心して日々を過ごすことができると思います。なんにせよ近づかないのが一番です。